10月８日、市役所前の市民公園に、クラフト、ワークショップ、キッチンカーなど、約80の多彩なお店やコーナーが並んだ「けやきの森のおまつり」。市民４人の方々の企画から生まれたイベントで、準備、運営、広報などどれも一つひとつ手作りで取り組まれています。

数えてわずか２回目の開催ですが、市域内に留まらず出展する仲間を集め、「楽しみたい！」「楽しい！」というたくさんのお客さんを呼び、来場者約１万人の笑顔と声であふれた一日に。遊びにきたみなさんは、お気に入りお店を見つけては買い物を楽しんだりSNSを使って発信したり、「ほのぼのとしたアットホームな雰囲気がステキ」「いつまでもこの場にいたくなります」といった明るい表情を見せます。

出店者のみなさんも、お客さんとおしゃべりを弾ませたり、出店者同士で新たなイベント開催の企画を練ったりして、年齢も職業も異なる人たちがつながる場にもなっています。

地元を楽しくしたいという〝想い〟が伝播し、呼応し、その熱量が次第に大きくなっていく――。そして、関わった人たちの縁がつくられ、互いに新しい力を生み出していく、現在のかみのやまを表すような魅力に触れることができる、みんなの〝おまつり〟です。