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※こちらの案件はすでに募集が終了しております。※ <br>【廃棄予定のフルーツが人気商品へ】SDGsの精神で挑戦を続ける上山市の農家さんのもとで、食品加工のお手伝い!
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※こちらの案件はすでに募集が終了しております。※
【廃棄予定のフルーツが人気商品へ】SDGsの精神で挑戦を続ける上山市の農家さんのもとで、食品加工のお手伝い!
のら農園
食品加工業、農業

このトラベルバイトについて

上山市は豊かな自然環境と四季折々の気候を生かした多様な農産物が栽培されています。

特に果物では、『さくらんぼ』や『ぶどう』、『ラ・フランス』、『もも』などの生産量が多く、一般的に果物が生産されない冬には『干し柿』が流通しており、1年を通して果物を楽しめる地域です。

上山市は全体的に野菜の生産量は少ないですが、『小笹うるい』や『金谷ごぼう』などの特産品もあり、それぞれが地区の名前を冠しており、現在も大切に地区の方々の手で生産されています。

また、山形県全体で見ると、米どころであることが全国的にも有名です。
『つや姫』、『雪若丸』、『はえぬき』などの全国的にも有名な銘柄米が生産されていますが、上山市内では年々米農家が減り米の生産量も減り続けています。

その中でお米農家として、お米を生産しながら、六次産業に取り組んでいる『のら農園』でのお仕事を紹介します。

地域の田んぼを守り、規格外農作物を積極的に活用する事業者さんのもとで、食品加工のお手伝いをしてみませんか?

◇主な業務内容◇
食品加工に関わる作業
(フルーツのカットやチョコレートを付ける作業など)

【アパレルから農家へ転身!?移住者さんの決断とは!】

のら農園のオーナーである酒井さんは福井県出身で、パートナーとの結婚を機に上山市に移住してきました。

移住してくる前は10年間アパレル業に携わっており、かなりの売り上げをあげていた敏腕販売員だったそうです。

酒井さんが移住してから、アパレル業界に携わり続けることは難しいと感じ、奥さんの祖父がやっていた畑で、農家になろうと一念発起。

しかし、10年間アパレル業界に携わってきたので、当時は農業に関する知識は0。
地域のおばあちゃんたちに、ナスを植えればよいと言われ、1000個のナスを植えるところから、酒井さんの農業は始まりました。

「当時は農業に関する知識なんて全くなくて。野菜を育てたいと思ったときにも、若い農業者さんで野菜を育てている人がいなかったから、地域の方々にひたすら話を聞きにい行きました。」

地域の方々に教わりながら作った野菜を販売店に直接出荷していた酒井さん。

アパレル業界での経験を活かし販路を獲得していたため、今まで販売店で野菜が売れ残ったことはないんだとか。

「野菜の売れ残りはなかったんだけど、どうしても野菜をつくっていると規格外のものが出てきてしまう。
自分が働いた分はしっかりと稼ぎたいと思ったときにこの規格外の野菜を活用したいと思いました。」

規格外野菜は見た目が変わっていたり、少し傷が付いていたりするだけで、味は全く変わりません。

そこで、「加工することによって販売できる」と酒井さんは考えました。

【規格外農作物の課題解決は食品加工で!】

「味が変わらないんだから、食品として流通しないのはもったいないと思うし、せっかく作ったものは皆さんに食べてもらいたい。」
と話す酒井さん。

はじめは、野菜を乾燥加工し、お味噌汁に入れる具材として、販売を始めました。

自分が作っている野菜を加工し、商品として販売する。ワイン以外の六次産業を個人事業主でやるのは上山市内では初めてでした。

「山形県と言えば果物が有名だけど、冬になるとどうしても果物が食べられない時期ができてしまう。そういった時期にも山形のおいしい果物を食べてほしいという気持ちから、ドライフルーツを扱いたいと思いました。」

野菜の乾燥加工から始まり、山形県のおいしいフルーツを使ったドライフルーツを作り始めた酒井さん。
しかし近年、ドライフルーツ産業は拡大しており、普通にドライフルーツを作っただけでは、なかなかうまくいかないそうです。

そこで、ドライフルーツに3種のチョコレートをトッピングした「ドライフルーツチョコレート」を開発。

フルーツの甘みを失わないようチョコレートも改良し、一つひとつ手作業でこだわっている人気の商品です。他の事業者との差別化にも成功しています。

「山形県は果物の生産量がとても多く、その分、規格外となってしまう果物もたくさんある。
規格外の果物は、地域の人に配ったり、廃棄したりすることが多い。

そこで考えたのが、規格外の果物を買い取ることによって、付加価値をつけて売ること。SDGsの観点を大切にしつつ、お金を流通させるということが大切だと思っています。」

【食品加工という分野で、上山市を支えていきたい!】

酒井さんが今後の事業の展開について話してくれました。

「今後は、ドライフルーツの事業を1年中回せるようにしていきたい。工場も拡張し、上山市内のすべての規格外果物を買えるくらい大きな事業に育てていきたいです。」

現在、扱えている規格外果物は上山市全体で考えるとほんの一部だそう。これからさらに取り扱うことのできる量を増やしたいと熱く語ってくれました。

酒井さんの夢はまだまだ終わりではありません。

地域貢献と収益性を考えた時に、新しい事業に挑戦していきたいと意欲を燃やしています。

「今、すごく干し芋が流行っていて、干し芋を作る事業もこれから取り組んでいきたいと思っていて、準備中です。最初は芋を県外から仕入れることになるけど、将来的には上山市内で生産した芋を使いたい。」

干し芋を加工する事業をスタートすれば新しい雇用を生み出すことができる。さらに、さつまいもを生産することができれば、耕作放棄地を活用することができるため、SDGsにも繋がっていくと教えてくれました。

「食品加工という分野で上山市の雇用を増やし、働きやすい働き方も作っていきたい。耕作放棄地を活用することで、地域の安全も守られる。上山市を支えていけるような事業を続けていきたいと思っています。」

酒井さんの熱い思いを感じながら、食品加工に携わってみませんか?

依頼主 のら農園
業種 食品加工業、農業
募集期間 こちらの案件はすでに募集が終了しております。
募集人数 1
募集内容 食品加工に関わる作業
(フルーツのカットやチョコレートを付ける作業など)
宿泊場所 近隣の宿泊施設をご利用ください。ご相談いただければ、近隣の宿泊施設をご紹介することも可能です。
その他
お問い合わせ

上山市 建設課 エリアマネジメント推進室

〒999-3192山形県上山市河崎一丁目1番10号

Tel:023-672-1111(代)

Fax:023-672-1112

上山市 建設課 エリアマネジメント推進室

〒999-3192山形県上山市河崎一丁目1番10号

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